九州大学 電気情報工学科 編入体験記
進学先を決めたことので、ようやく重い腰を持ち上げて大本命だった九州大学電気情報工学科の編入体験記を書いていきます。
結論から言うと九州大学には落ちました。文章力が乏しく見苦しい記事かもしれません、すみません...
今後の受験生の方に少しでも参考になればと思います。
1.なぜ九州大学を受けようと思ったのか
単純すぎだと思うかもしれませんが先輩への憧れです。
私は高専一年からずっと進学したい!と思っていた大学がありました。医療工学を勉強したくて、でも高専三年頃から何か違うな...という違和感を感じ始めていました。気づけばその頃からやりたいことが医療工学から違うものへと変わってきていました。その結果行きたい大学がわからなくなってしまい、でもせっかく勉強頑張ってきたんだから進学したいとだけは考えていました。
そんな中、高専4年の夏にアメリカのNASAへ二週間留学しました。NASAで出会った先輩の中に大分高専から九州大学に編入された先輩が二人いて、二人とも宇宙開発体験サークルに所属していました。宇宙に興味があった(だからNASAに行った)ので、そのサークルの話を聞いているうちに九州大学に興味が湧きました。あと、その先輩たちの活躍や発想が凄かったんです。
その後九州大学のことを調べているうちにあれ…この大学めっちゃよくない…?となって受験することを決意しました。本当に単純ですが、色々見てると自分のやりたい研究してる先生もいるし大学の周り何もないから勉強集中できるし設備整ってるし綺麗だし…とすごく憧れを抱いたことを今でも鮮明に覚えています。
2.併願大学について
併願大学は
神戸高専専攻科
以上の二つです。何故他の旧帝大や中堅大学を受けなかったのか?という疑問に対する答えはいくつかあります。
1.他に行きたい大学がない
そこらへんの大学行くぐらいなら今就職した方が絶対良いと考えていたので。あとは単純に受験した3つの学校以外でやりたいことがなかった、、
2.受験科目を第一志望に合わせて絞り切りたかった
(これが結果として自分の首を絞めていたと受験後に分かる)
3.しんどい
受験校を増やすのは滑り止めが沢山出来て安心できる反面受験のストレスがたまります。体力がいります。また、お金もかかります(受験費用+宿泊費+交通費)
こんな感じです。
書いてて本当に自分は単純な人間だと改めて思いました。
3.試験日程
試験日は2019年8月7日と8日でした。
1日目に数学と英語を受験し、2日目に電磁気と回路の試験および面接がありました。
実はこの時台風が来ていて、前日の8月6日の昼に出発予定でしたが前日入り厳しくない…?と思い前々日入りしました。九州は台風多いので臨機応変に対応することが大事だと学びました。
4.試験の手応え
数学が全然できませんでした。解いてる時はほぼ半泣きです。あんなに練習した微分方程式、流石に全部解けると思ってたのに一個だけ解けない+高度な応用数学の問題+苦手な確率でフルボッコにされました。行列は頑張って解いたのですが応数と確率0点じゃないかなって思ってます。本当に試験中も試験後も虚無でした。
2時間目は英語で、これはめちゃくちゃ簡単でした。今までの過去問よりも段違いで簡単で、ということは周りの受験生も出来てるってことだよな…と思い複雑な気分でした。英語が得意な自分にとっては差をつける意味で英語が難しい方が好都合でした(つまり今回数学得意な人は好都合だったと思う)
2日目の専門は回路は例年通りひねった問題で難しかったです。電磁気はもう覚えてません。
結論
数学…3〜4割
英語…10割近い
電磁気…6割?
回路…6割?
まあ、厳しい
自分が採点する側なら数学がこの点数の時点で落とすわな〜って思います。
5.面接
面接は3グループに分かれて呼び出されました。
私の当たった面接官たちから聞かれた内容は以下の通りです。
本学を志願した理由を教えてください
今やってる卒業研究は?
併願大学は?
学部終わったらどうする?
自己アピールをお願いします
英語得意なの?じゃあ今から英語で喋ってみて!←⁉︎
こんな感じです。
ザ・雑談!って感じですごく優しかったです。でも友達は面接官厳しかった…と言ってたのできっとグループによって違うと思います。
自分は面接で九大の魅力と行きたい理由を話すと「たくさん褒めてくれてありがとう〜!是非来年から九大に入学して活躍してほしい!」と言われ、D進するか問われたので女子だと余計に就職口がなくなるから迷ってる旨を伝えると「大丈夫だよ!今年D3の女の子が○○に就職決まったから是非九大でドクター目指して!」と言われました。こんなに言われたら受かってるのかな?と思うじゃないですか。正直結構期待しました。最後に「まあまだ採点してないんだけどね〜!」と言われました。
う〜ん!w
6.合格発表
九大は合格発表めっっっっっちゃ遅いです。試験後3週間も焦らされます。辛かった。
結果はネットで見ました。落ちてると分かっていつつ現実を認めたくなくてなかなか見れませんでした。落ちたと分かってからは冷静にお世話になった先輩にお礼と報告をしました。その瞬間はすごい辛かった…
友達は合格してました。神大も電通も受かっててつよつよでした。
7.今後の進路
神戸高専電気電子工学専攻に進学します。
これは人生でベスト5に入る一大決心で、確約書提出直前までずっと悩みました。豊橋に行くメリットデメリット、専攻科に行くメリットデメリット、色々列挙して全部考慮した上で専攻科を選びました。どっちに行っても楽しいだろうしどっちも本気で行きたいと思っていた大学だったのですごく迷いました。滑り止め関係なく両方すごく思い入れのある学校です。
やっぱり豊橋にしとけばよかった…と後悔しないような学生生活を専攻科で送りたいと思います。
8.まとめ
専攻科から大学院に行くか就職するかはまだ考え中です。親も自分も大学院推進派で行きたい気持ちも沢山ありますがなんせ今回の編入試験で心折れた+自分に院にいく力はないのではないか?と色々考えています。専攻科の授業について行ける自信もありません。幸先不安でしかないです。一緒に勉強頑張ってくれる仲間が欲しいです。
電磁気と回路の過去問3年分あります。連絡してもらえればお渡しできると思います。(2019年のものはまだ編集中ですが…)
2021/03/02追記
過去問2年分です...すみません。2019年のものが見当たらないです…
読んでくれてありがとうございました。
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